婚活アプリ40代/年齢層にあった婚活サイトの選び方
2015年の統計で同年の婚姻件数は635,156人と発表されています。
ある調査によると、出会いのキッカケのナンバーワンは「職場・学校」が安定の首位をキープしていましたが、なんと2位にはマッチングアプリなどの「恋活・婚活サービス」が堂々ランクインとなっていました。
これも時代の流れなのでしょう。
確かに一昔前までネットで恋人を見つけたなんて話しをすると間違いなく眉をひそめられていたものです。
TwitterやFacebook、インスタグラムなどのSNSが主流となっている現在です。
マッチングアプリに抵抗を抱かない人たちが増えてきた事もあり、今や「ネット婚活」は婚活の主流ともなってしまった感があります。
しかし結婚するカップルがいる反面、離婚件数は226,215人、単純計算で35.6%と発表されており、結婚しても4〜5人に1組の夫婦が離婚をしている事になります。
どうせ結婚するなら離婚なんてしたくありませんよね?
特にネット婚活で一緒になった夫婦とかだと、理解の無い人からすれば「どーせすぐに離婚しちゃうよ!」なんて陰口が聞こえてきそうです。
婚活アプリ40代 年齢層別 人気のアプリ
普通婚活をするなら結婚相談所へ登録したり、足繁く婚活パーティーへと足を運ばなければいけません。
スケジュールの調整や金銭的な負担が重く伸し掛かってきます。
対するネット婚活はスキマ時間を使って自分好みの異性を検索する事が出来、しかも費用は結婚相談所に比べると100分の1もの開きがあります。
金銭的な負担も少なく婚活する事が出来るのです(結婚相談所30万円、ネット婚活は3〜4000円程度)。
世の中に沢山反乱している婚活アプリですが、特に安心して利用出来るのは、ペアーズ・ユーブライド・マリッシュ・ゼクシィ縁結び・ブライダルネットとなります。
婚活(恋活)アプリの人気を知るには、そのアプリの売上高を見るのが手っ取り早いです。
国内の婚活、恋活、出会い系の売上ランキングとして見ると…
ナンバーワンはタップル誕生53億円!
Pairs(ペアーズ)44億円!
ハッピーメール21億円!
Tinder17億円、Omiai(オミアイ)17億円、with10億円、CROSS ME2.5億円、ゼクシィ縁結び2.3億円、チラスタ1.2億円、イヴイヴ1,1億円 となりました。
この中で婚活アプリと呼べるのはPairs・Omiai・ゼクシィ縁結びです。
最近までペアーズが首位を独走していましたが、最近は後発でペアーズと似た作りでリリースされた「タップル誕生」に追い越されてしまいました。
会員数は売上高に会員数が比例する感じになりますが、利用する上で最も大切にしたいのは会員数よりも(年齢層)と(男女比)です。
タップル誕生で例えると利用者は20代前半が大半となります。
男性だと20歳〜24歳:34.02%、25歳〜29歳:30.64%となり、合計64.6%が20代ユーザーが占めています。
女性は20歳〜24歳:38.96%、25歳〜29歳:29.56%となり、合計68.52が20代ユーザーとなっており、30代は一気に14%代まで下落してしまいます(男性ユーザーの場合も同じ)。
結婚の平均年齢が「29.4%」と高止まりとなっている昨今。
20代前半の男女が結婚を意識してアプリを使っているとは考えにくく、タップル誕生を使っている大半の人が「恋活」を主な目的としている事がお分かり頂けたかと思います。
もしも30代の人がタップル誕生を利用したとしても、周りは10代後半から20代前半ばかりで、その中で競争するのは非常にキツイ状況と言えるでしょう。
ペアーズ 40代は?
ペアーズを利用する40代は意外に多いのにビックリします。
男性 | 女性 | 男性の割合 | 女性の割合 | |
---|---|---|---|---|
18〜24歳 | 75053 | 56631 | 57% | 43% |
25〜29歳 | 113962 | 89333 | 56% | 44% |
30〜34歳 | 77189 | 59555 | 56% | 44% |
35〜39歳 | 45906 | 29649 | 61% | 39% |
40〜44歳 | 30711 | 14087 | 69% | 31% |
45〜49歳 | 20278 | 6756 | 75% | 25% |
50〜65歳 | 16077 | 4357 | 79% | 21% |
ペアーズも確かに20代前半のユーザーが多いのですが、注目したいのは30代ユーザー数です。
男性… 18〜24歳750534人、25〜29歳113962人、30〜34歳77189人、35〜39歳45906人、40〜44歳30711人、45〜49歳20278人、50〜65歳16077人。
女性… 18〜24歳56631人、25〜29歳89333人、30〜34歳59555人、35〜39歳29649人、40〜44歳14087人、45〜49歳6756人、50〜65歳4357人となります。
次に年齢別の比率でまとめてみた数値がこちらです。
男性… 18〜24歳(57%)、25〜29歳(56%)、30〜34歳(56%)、35〜39歳(61%)、40〜44歳(69%)、45〜49歳(75%)、50〜65歳(79%)。
女性… 18〜24歳(43%)、25〜29歳(44%)、30〜34歳(44%)、35〜39歳(39%)、40〜44歳(31%)、45〜49歳(25%)、50〜65歳(21%)。
ユーザー数で見るとそれ程でもありませんが、比率で見ると男性・女性ともに20代に全く引けを取らない程に30代ユーザーがいる事がお分かり頂けたかと思います。
更に言うと40代も他の婚活アプリに比べて遥かに多いです。
この事からも、結婚を急いでいる男女が多く利用していると言える訳です。
ペアーズ 40代 男性のいいね数の平均は
ペアーズを利用する40代の男性のいいねを貰える数を紹介します。
40代ともなると見た目の面ではなかなかイイネを貰いにくくなりますね。
平均的な40代がもらえるイイネ数は10から15前後で平均的には10以下の男性が多く目立ちました。
大学名や職業でもイイネは増やせますのでプロフィールを盛ることでイイネの数が増やせます。
若い女性が多いマッチングアプリだと更に下がると思われます。
ペアーズ 40代女性のいいね数
ペアーズを使う40代の女性がもらえる平均的なイイネ数は15前後です。
中には若々しい写真でイイネを獲得している女性もいますが年齢的に容姿からイイネが貰いにくいです。
女性の場合も職業や性格、プロフィールを充実させることでイイネ数を増やすことは可能です。
ただ、イイネが多いほど何年ぐらいペアーズをやっているの?と突っ込みたくなる女性も多いです。
最近では既存会員より新人会員の方がヤル気がある女性が多いように思います。
イイネもらって喜んでいる人は敷居が高そうなイメージを感じるからです。
男女ともに、そこまでイイネを気にする必要もないと思います。
ユーブライドの40代
ペアーズ以外の年齢層も見ておきましょう。まず最初にご紹介するのは累計会員数140万人を突破した婚活サイトの「ユーブライド」です。
アクティブ会員数は2019年4月現在で男性37万9千人、女性は17万2千人程度となっており、男女比にすると「7:3」となり、男性会員が圧倒的に多く、女性会員がかなり優位になります。
年齢層別に見てみると
18歳〜24歳… 男性43,663人・女性が12,324人。
25歳〜29歳… 男性55,825人・女性27,904人
30歳〜34歳… 男性50,861人・女性35,279人
35歳〜39歳… 男性49,441人・女性30,222人。
40歳〜44歳… 男性52,581人・女性23,281人、
45歳〜65歳… 男性81,806人・女性26,134人
となり、男女ともに30歳〜34歳までの割合が17.4%と最も多くなっています。(45〜65歳は割愛)。
ついで40代、20代と続きますが、この事からも年齢層の高い大人向けの婚活アプリと言う事が出来るかもしれません。
マリッシュは40代が多い
マリッシュは「再婚活」をコンセプトにした今までにない新しい婚活アプリです。
シンママやシンパパを優遇するシステムを採用するなど「ユーザー」を選ぶアプリとも言えます。
現在までの累計会員数は「6万人」とアナウンスされています。
この数値はペアーズやタップル誕生などに比べるとかなり寂しい部類に入ります。
恐らくアプリのリリースが新しい事や、メインターゲットが「バツイチさん」である事も影響していると思われます。
さて会員数ですが、正式にはアナウンスされていません。
ただし、ユーザー層の「割合」は定期的に発表されているので、今回はそちらをご紹介します。
10代・・男性7.5%・女性1.5%、20代・・男性25.1%・女性19.1%、30代・・22.6%・女性37.9%、40代・・男性28.9%・女性32.9%、50代・・男性12.9%、女性8.1%、60代・・男性2.6%・女性0.5%(2018年1月のデータ)
このデータからも30代〜40代のユーザーが最も多い事が伝わってきます。
特に特筆すべき点は30代・40代は男性ユーザーよりも「女性ユーザー」が多い点です。
多くのマッチングアプリは女性よりも男性ユーザーが多い傾向にありますが、マリッシュに限っては逆転現象が起こっているのです。
バツイチ男性の方は「狙い目」と言えるかもしれませんね。
ゼクシィ縁結びの40代は
あのリクルートの結婚情報誌ゼクシィから生まれた婚活アプリが「ゼクシィ縁結び」です。
抜群の知名度を生かし2014年12月18日のリリースから多くのユーザーが利用しており、わずか5年で会員数75万人を突破!会員比率は280%も記録しているそうです。
しかし75万人というのはあくまでも会員数であって、実際に利用していないと意味がありません。
アクティブ会員数は男性約18万人、女性は16万人で合計34万人となる訳ですが、注目したいのは男女の比率です。
殆どのマッチングサービスは男性ユーザーが多いものですが、ゼクシィ縁結びの男女比は「5:5」と非常にバランスの取れた比率が特徴となっています。
実際の年齢層についてはこちら。
18歳〜29歳・・男性30,100人・女性40,000人、30歳〜39歳・・男性45,000人・女性50,400人、40歳〜49歳・・男性21,000人・女性11,600人、50歳〜男性5,200人・女性1,700人(2019年7月データ)
30代ユーザーが占める割合が46%となっており、30代がメインの婚活アプリと言う事が出来ます。
逆に40代以降となるとユーザー数も極端にドロップしてしまう為、その年齢層に当てはまる人は苦戦する可能性が高いです。
因みにゼクシィ縁結びは男性会員以外に女性会員も「有料」となります(1ヶ月クレカ決済で男女ともに4,298円)。
この事からも「本気で婚活したい人」だけが利用している事が伺えます。
ブライダルネットの40代は31%
結婚相談所や婚活パーティー等を運営している株式会社IBJが手がけている婚活サイトが「ブライダルネット」です。
老舗の上場企業が手がけている事もあり、サービスも充実。
専門の「婚シェル」というアドバイザーに相談する事が可能だったり、月間でなんと42名を紹介してくれたりと、出会いのスタイルは業界最多と言われています。
ブライダルネットで知り合ったカップルは3人に1人は入籍・結婚しており、実際の成婚率でも年間「6132組」(2018年度)と高い数字を記録しており、高額となる結婚相談所とほぼ同じサービスがネットで受ける事が可能なのです。
これで料金は1ヶ月3,980円〜(1ヶ月プラン)となっているものの、ゼクシィ縁結びと同じく女性も会費が必要となっています。
メインターゲットはゼクシィ縁結びと同じく30代で、正に結婚適齢期の男女が多く活動しています。
実際の会員数を調べてみましたが、累計会員数は未公開となっていました。
ただしアクティブユーザーについては調べる事が出来ました。
それによると男性は約13万9千人(44.4%)、女子は約17万9千人(55.6%)で、女性ユーザーの方が若干多い事が判明しました。
ユーザーの年齢比率についてですが、公式にアナウンスされている事をそのままご紹介すると男性20代・・18%・30代51%、40代31%・女性20代・・26%・30代37%・40代21%。
この事から男性は30代がメイン、女性は20代後半から30代前半がメインだと言う事が出来ます。
30代におすすめのネット婚活アプリ
これまでご紹介してきた婚活アプリで30代ユーザーをそれぞれまとめてみました。
Pairs
- 男性… 30〜34歳77189人(56%)、35〜39歳45906人(61%)
- 女性・・30〜34歳59555人(44%)、35〜39歳29649人(39%)
(ユーブライド)30歳〜34歳・・男性50,861人 女性35,279人、 35歳〜39歳・・男性49,441人・女性30,222人
(マリッシュ)30代・・男性22.6%・女性37.9%
(ゼクシィ縁結び)30歳〜39歳・・男性45,000人・女性50,400人
(ブライダルネット)男性30代51%、女性30代37%
マリッシュとブライダルネットは公式の会員者数が発表されておらず分かり辛いですが、圧倒的な会員数を誇る「ペアーズ」が頭一つ飛び抜けているのがお分かり頂けたかと思います。
20代の男女に圧倒的な支持を集めているペアーズですが、意外や30代でも全然使えるのです。
ある調査によると、実際にペアーズを使って恋人が出来た男性の平均年齢は29.1歳で、1ヶ月のマッチング人数は6.5人と非常に高い数値となっています。
対する女性の平均年齢は28.3歳で、1ヶ月のマッチング率は男性よりも遥かに高い10人!と発表されています。
ペアーズは全年代を通して男性ユーザーが多いのが特徴ですが、仮に30代の女性が年上男性を狙っているのであれば、競合も少ないしでおすすめと言えます。
ただし35歳以上やバツイチの人はペアーズ以外に「マリッシュ」なんかも検討すると良いでしょう。
婚活アプリ40代/アラフォーにおすすめネット婚活アプリ
多くの婚活アプリは男女ともに「30代」がメインターゲットとなっている訳ですが、40代のアラフォー世代におすすめの婚活サイトともなるとその数はかなり限られたモノとなってきます。
結婚年齢が高止まりとなっている現代、30代前半は正に「結婚適齢期」。
婚活アプリ会社にとっても彼ら(彼女ら)は最大のお得意さまと言えるのです。
では結婚する機会を逃してしまった40代はどうなのか?という問題が発生します。
様々な事情があって結婚する機会を逃したり、または離婚してシングルになってしまったアラフォー世代は30代と比べてかなりシビアと言わざるを得ません。
30代は40代と比べてもまだまだ十分若いですし、仮に交際に失敗しても(失敗したくないですが)やり直しが効くなどの余裕があります。
対する40代は後先考える「余裕」がありません。
その割にプライドの高さやより好みをし過ぎるキライがあり、なかなか結婚へと踏み込めないのです。
結婚出来ない(結婚を失敗した)アラフォー男女の特徴を簡単にまとめてみました。
40代の婚活女性の特徴
@異性に対しての知識が高く求めるものが高くなる・・40代女性ともなると社会的な立場も高くなり、それなりの収入を得ている事が多いです。
これが悪い意味で婚活に反映されてしまうのです。
例えば「自分よりも収入が多い男性が良い」などです。
自分よりも優れた男性を追い求めてしまい、せっかくいい人と知り合ってもプライドが邪魔して自ら幸せを取り逃がしてしまう訳です。
A出産を諦めている女性も多い・・世の中は空前の「高齢出産ラッシュ」となっており、一昔前じゃあり得なかった30代の出産は当たり前となっています。
最近では有名芸能人も40代で第一子を出産する人も多くなってきました(あのジャガー横田さんの初産は45歳でした)。
食料も豊富にあり、医療も発達した昨今、40代でも出産可能となった事は確かに素晴らしい事ではありますが、それでも40歳で妊娠した流産率は50%以上、先天異常やダウン症の可能性は100分の1であると言う事を決して忘れてはいけません(20代のダウン症出産リスクは1667分の1)。
女性の社会進出もあり、特に40代以上の女性はそれなりの地位を確立している事から、出産(結婚)を諦めてしまっている人も多いと言われています。
バツイチ子持ちで再婚を望む女性も多い・・離婚適齢期は29.1歳とご紹介しましたが、確かに私の周りでも離婚しているのは30代前半が多い印象です。
離婚を経験するとしばらく「男はいいや」と投げやりになり、しばらくの間は子育てに専念する事になる訳ですが、子供に手がかからなくなってきた頃に再び「寂しさ」湧いてくるのが40代位に当たる訳です。
しかし男性側からすれば相手に「子供」がいると、女性以外に子供とのコミュニケーションにも気を使わなければいけない等の負担を嫌ってあえて敬遠する人も多いと言います。
仮に交際に発展しても女性側が再婚ばかりを先走ってしまうと、それが重荷となってしまい、関係解消となってしまう事も。
40代の婚活男性の特徴
男性の40代で結婚出来ない人は基本的に女性と同じく「異性に対しての知識が高く求めるものも高い(つまりプライドが高い)」を重視する人が多いのも事実です。
しかし、この年代特有のものとして「外見より中身や家庭環境を重視する」男性が大半を占めており、あれこれ経験を経て、やっぱり女性は見た目よりも「中身だ!」という事に気づく訳ですね。
その他、40代ともなると離婚と言う辛い経験をしている男性も多く、同じ失敗を繰り返さないと胸に秘め?再婚活をしている人も沢山います。
この様に40代は色々足かせがありますが、それでも婚活を諦めたくない人は「婚活アプリ」をおすすめします。
ペアーズは40代以上の会員の割合は低めですが、それでも圧倒的な会員数を誇っている事もあり、男性会員は5万人以上、女性会員でも2万人以上を誇っています。
この数値は中堅婚活サイトと比べても謙遜なく、例えばユーブライドだとほぼ同格、ゼクシィ縁結びに至ってはおよそ2倍以上の差を付けているのです。
逆に年の差婚を狙っている人にもペアーズがおすすめです。
特に20代〜30代前半のユーザー数が他を圧倒しているペアーズなので、例えば40代の年下好きの男性が20代〜30代の女性を探していたり、その逆(つまり年上男性を探す女性)にも然りと言えます。
容姿より性格や職業、結婚後の生活などを考えるなら、ペアーズより更に真剣に結婚を考えている人が多い(ゼクシィ縁結び)や(ブライダルネット)もおすすめです。
特にゼクシィ縁結びは相手との相性を診断してくれるAIが搭載されており、性格や結婚後の生活などもマッチングしてくれる等、ペアーズにはない先進的な機能が搭載されています。